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急性前骨髄球性白血病(APL・M3) 再発の闘病記録

入院58日目 トリセノックス43回目 胃カメラ

人生初の胃カメラでした。

まず、椅子に座った状態で鼻の粘膜を広げる薬を鼻から入れます。
苦い。
この時、息を止めるのがコツ。
喉に落ちた薬は飲み込みます。

直後に胃の泡を消す薬を飲みます。
薄い甘い匂いのついた水といった味。

少し時間をおいてから麻酔を鼻から入れます。
超苦い。
これも息を止めるのがコツ。

麻酔が効くまでしばらく待ちますが、ここからは鼻でゆっくり呼吸すること。
唾は飲まずにティッシュに吐き出すことが大事。

唾を飲むと喉が閉まっている感じがしてパニックになります。

検査前に唾を飲んでしまいむせて大変でした苦しいです。唾は飲まないことが大事。
そして落ち着いて鼻からゆっくり呼吸すること。

しかも過保護にも安定剤を注射してもらい、ぼーっとした状態でカメラ挿入。

カメラ映像を私も見れたので、ほほーぅと眺めてました。
ビラビラしてました。イソギンチャクみたい。

検査後はフラフラするので車椅子で部屋に戻り安静にします。
麻酔が切れるまで飲食禁止。
部屋に戻ってからしばらくすると唾を飲んでも苦しくなくなりました。
安心。

カメラを入れた鼻は水が入った時のようなツーーンとする痛みがしばらく残ります。

オエッとなるのが怖かったですが、オエッとはなりませんでした。
喉の麻酔がヤバイです。
唾を飲み込まないことが大事ですよ。

過保護にやってもらったので、恐怖心はそれほどつかず、またやってもいいかなーと思いました。

検査結果は異常なし
潰瘍もただれもありませんでした

おそらく胃や腸の動きが悪いか、ストレスや副作用のせいだろうとのこと。
新しい薬を出して様子見になりました。


ついでに迷入膵(めいにゅうすい)というものが見つかったと言われました。

胎児時に体の内臓が作られる時に膵臓の組織が胃に混ざり込んでできる良性の腫瘍だそうです。
放置して良いものらしく、今回の件にも関係ないものらしいです。

とりあえず、胃に問題はなかったということだけわかりました。

よかったよかった。