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急性前骨髄球性白血病(APL・M3) 再発の闘病記録

移植前の生活

移植の入院は来週あたりになりそうです。 まだ病院から入院日の連絡は来ていません。

前回の造血幹細胞採取の入院から2ヶ月ほどが経過しました。 のんびりとした生活をしています。

血球も平常値に戻り、健康な人と何ら変わりはない人間です。 「来月に骨髄移植をするんです。」と言うとみんなびっくりします。 移植が必要な人にはまるで見えないそうです。

この二ヶ月、娘と旦那と三人でいつものように生活しました。 お盆の時期なのでお墓参りも言ったし、兄弟たちとの集まりにも参加しました。 実家の庭で焼き肉もして、帰省中の友達とも会えました。 お弁当を作り家族三人でお出かけもしました。 外食にも行ったし、お買い物もしました。

普通の生活がとっても楽しかったです。

再入院の日が近づき、不安な気持ちが大きくなって最近は入院中の夢をよく見ます。 やっぱり怖いです。

1〜2パーセントの死亡例はありますが、同種移植に比べれば自家移植は楽な方だと聞きました。 楽と言っても致死量の抗がん剤を体に入れるのでダメージは大きいです。

どれだけ辛いのか、どれだけ痛いのか、どれだけ嫌になるのか。わからないです。 それでもたぶん移植は無事終わると思います。

治療が終わって、家に帰れるようになって、 半年経過して抗がん剤の影響がなくなってきて体調が戻り始めて。 それから5年。何もなければたぶん完治。

可能性は50パーセントだそうです。

半分も生きる可能性がある。 半分しかない。どっちかな。

でもきっと完治する。 そう信じて入院の知らせを待ちたいと思います。