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急性前骨髄球性白血病(APL・M3) 再発の闘病記録

全処置前夜

昨日のカテーテルの部分は随分と痛みが和らぎました。

このままの痛みが無くなりそうです。よかった。

 

本日は明日からの全処置について先生から話がありました。

 

まず、明日から3日間4回マブリンという薬を飲みます。

朝昼晩寝る前の4回です。

粉薬の抗がん剤なのですが、量が多い。

大さじ1はあるんじゃないか?という量。

一度には飲めないでしょうね。

オブラートで飲んでいいらしいのでそうしようかと思います。

 

そして4、5日目は点滴でアルケランを入れます。

1時間で入れ終わるのですが、入れている間は口の中に氷を含み冷やすクライオセラピーというものをやります。

口腔内の血管を冷やすことで収縮させて口内炎を予防するのです。

 

その後1日あけて10月6日に以前採取しておいた造血幹細胞を点滴で血管内に流し移植完了です。

 

戻した造血幹細胞が骨髄内で血液を作り出すと生着になります。

 

生着すると白血球が作られて体の調子も徐々に戻っていきます。

 

生着までの期間は移植から10日目くらい。

10月16日くらいですね。

 

吐き気は早い人で2日目から出るそうです。

体調が急激に悪くなるのは5日目からとのことでした。

 

粘膜の炎症により、下痢や嚥下時の激痛が起こります。

痛みに耐えられないときは医療用麻薬の使用も可能だそうです。

 

また感染により高熱や敗血症になる可能性もあり、肺炎などになった場合は入院が長くなるという話も聞きました。

 

生着前にも生着後にも大きな感染も無く順調に回復すると移植日から1ヶ月ほどで退院だそうです。

 

なので順調に行けば11月前半には退院できるのではないかと思います。

 

順調に行けば。

 

 

昨年の11月に再発の可能性が大きくなり、12月から治療を始めました。

 

一度は寛解に至らず同種移植かとあわてたこともありましたが自家移植でここまで来られました。

本当にありがたいです。

 

今は味覚も戻ったし髪も生えてきたし健康体です。

明日からは抗がん剤を体に入れ体調を崩す治療が始まります。

 

このままでいたいけど、始めなくちゃ終わらない。完治を目指すならやるしかないのです。

 

体調が悪いとブログの更新が滞ると思います。

生きていればいつかは更新しますので気長に待っていてください。

 

ではでは。